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微熱症状が続く場合の鍼灸治療-自律神経の治療-

微熱症状と鍼灸治療

長く続く微熱の症状に対して当院では東洋医学の視点から鍼灸治療をしています。

 

東洋医学では五臓六腑の状態や症状がどのくらい深いものなのかと状況を見極めながら治療しています。

 

東洋医学のことや五臓六腑のこと東洋医学の病(やまい)の考え方は馴染みがなくて混乱することもあると思いますが、今回はわかりやすくお伝えしていきます。

頭中心の微熱はのぼせまたは足の冷え

東洋医学では頭中心の微熱はのぼせや足の冷えが原因の一つとして考えています。

 

これには陰陽論という自然哲学の考えがあります。


足は陰陽論でいうと陰の部分となり冷えやす頭の部分は陽になり熱は頭に昇りやすいと考えます。


通常は巡る機能が働いていると熱や冷えは留まることなく循環していているので問題はありません。


ですが、なんらかの影響により巡り機能が機能せずにいると頭に熱がこもりやすくなり足は冷えた状態になってしまいます。

 

そのため微熱があり足の冷えなどある場合は鍼灸治療により巡りを改善させていきます。

身体の内側に熱がある内熱(うちねつ)

次に身体の内側に熱が籠り発散できない状態を内熱(うちねつ)と言います。

 

原因は様々ですが東洋医学の視点からは五臓六腑の元気がないことが考えられます。

この他、ストレスや栄養面などの原因も考えられますが内熱は原因が複雑に絡み合っている場合もあります。

 

この時、内側の熱を外に出してあげるように鍼灸治療では巡りのパワーを改善していくことが多いです。

 

鍼灸治療の治療法はいくつもあります。

鍼灸治療の治療方法はいくつもあります。

 

そのため、初回の治療法は1番に治したい症状とその原因と考えられる根本の両方を同時に治療していきます。


 

東洋医学では、辛い症状は表面的に出ている状態と考えています。そして原因は、身体の深いところにあると考えます。

 

辛い症状を取り除きながらその原因を同時に治していくのが鍼灸治療の特徴です。

 

治療ごとに表面の治療法が異なる場合があり、根本の治療法も病の状態に合わせて治療していきます。


治療には根気強く治療する必要があるため鍼灸師としっかりと話し合いながら治療を進めていくことが望ましいです。

 

当院では初診時はしっかりと時間を設けてじっくりとお話を伺いながら治療方針を決めていきます。


まずはどのような状態になりたいのかをご相談ください。

 

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